4年生では4時間目の理科の時間に「とじこめた空気と水のせいしつ」のまとめの学習を行いました。
「とじこめた水に力を加えるとおしちぢめられない」という性質を確かめるために、まずは一人ひとりが実験装置を作ります。材料はペットボトルとストロー、そして油粘土です。最初にふたと胴にドライバーなどで慎重に穴を開けます。その2カ所にストローを差し込み、密閉性を高めるために穴の周りを油粘土でふさげば実験装置の完成です。
理科室での実験では大変なことになりそうなので、校庭に移動してペットボトルに水を充填して準備完了です。ストローから息を入れると、押された水がもう一つのストローの先から出てきます。これだけのことですがやり出すと楽しくなってしまいます。どのくらい遠くまで水が飛ぶのか何回も挑戦している子もいれば、校庭に絵を描くように水を出している子もいます。
そのうちには高低差を利用して水が流れる面白さを発見した子どもたちは、何回か水を流しては水の動き方や土の動き方を観察していました。これは6年生理科の「流れる水のはたらき」の予習になっています。いつにもましてあっという間の時間に感じた理科の時間でした。