地震を想定した避難訓練がありました

9月となり、さすがに朝夕は秋の気配が濃厚になってきました。3日は秋雨前線と台風21号の合間で晴れ間も見えました。
防災の日にちなんで3日には阿南消防署の方を講師にお招きして防災訓練を行いました。放送で訓練開始の合図があると、まず児童は机の下に1分ほど隠れます。それから体育館への避難指示があり、担任の指示で全児童が避難しました。整然と速やかに行動することができていました。
まとめの会で、消防署の方の講評をお聞きしました。「地震の時には机の下に隠れますが、どうしてか分かりますか?」「教室の中には危ないものがたくさんあります」「蛍光灯や窓ガラス、扉、テレビなどたくさんです」「突然の揺れの時、どうすればいいのか自分で考えることが大切」「家の中は大丈夫かもう一度よく見て、家の人に伝えてください」と家庭への呼びかけについても話されました。
校長先生からは地震・火事の違いについて、また、2011年にご自身が体験された「松本地震」について詳しく話していただきました。同じ建物の中でも階によって揺れの違いがあること、揺れ方によっては物が横に飛ぶこともあることなど、具体的な話が多かったです。またいざという時、情報を得るために担任が携帯電話を常に身につけることへの理解を呼びかけていました。明日起きてもおかしくない南海トラフ地震。まずは心の準備をしていきたいと思います。