短い3学期ですが、学習のまとめとしても大切な時期になります。最近の大下条小学校では休み時間にあちらこちらから「五六30」「六七42」など、九九暗唱の声が響いています。校長先生の発案で1月から、3年生~6年生が九九チェックに取り組んでいます。大下条小学校児童の実態として、九九が不確かな児童、覚えてはいても下の段から唱えないと答えが出ない児童、ランダムでは答えられない児童が少なからずいます。 まずは、家庭でのチェックをお願いしたところ、ほとんどの家庭で前向きに取り組んでくださり、児童の取り組みを支えていただきました。 学校では、まずランダム九九を1分45秒以内に2人の専科職員の前で唱えなければなりません。やってみるとこれがなかなか厚い壁で何回も挑戦している児童もいます。そして最後には校長先生に聞いていただき、1分45秒以内で言えれば合格となります。算数の基礎・基本としてとても大切な九九暗唱の力を、この機会に一人ひとりがきちんと身につけてほしいと思います。