31日の午後には富草小学校と大下条小学校の児童会が連携して取り組んだ「西日本豪雨に対する児童募金」の取り組みで集まったお金を直接町長さんに届けるために役員が町役場を訪問しました。
最初に富草小学校の副会長さんから、今回の募金について経緯の説明がありました。修学旅行などを通してつながりの深い大下条小学校とテレビ電話などを使って打ち合わせを進めたことや、募金を呼びかけるビラには募金の意味をよく考えて協力してほしいと呼びかけたこと、たくさんの人が協力してくれてびっくりしたことなどの内容でした。募金は大下条小学校で9604円、富草小学校で21385円集まりました。
続いて町長さんからお話がありました。「よく気がついてくれた」「ありがたいことで、とてもうれしい」と言われた後、福島県相馬市のエピソードを教えてくださいました。相馬市では東日本大震災に亡くなった消防団員の遺児の奨学金制度を作り、それを全国からの義援金で賄ったそうです。「災害の時は義理と人情」という相馬市長さんの言葉も教えてくれました。
集まった募金は日赤長野支部を通して被災した方に贈られるそうです。両校の連携でとても良い取り組みができました。こういう児童会活動のあり方を、是非来年度以降の6年生にも伝統として引き継いでほしいと思います。