非常に強い台風21号は4日の夕方から5日の明け方にかけて飯田下伊那地方に最接近しました。かなり強い風が吹き、たくさんの雨が降しました。
朝登校して早速校舎内を巡視してみると、体育館のステージに水がついていました。天井を確認してみると、ステージ両袖の天井からかなりの水が雨漏りしています。床も周辺部や体育器具室が雨漏りしていました。昨年の夏もゲリラ豪雨で雨漏りがありましたが、その時よりもかなり水が多い感じがしました。
職員だけではとても手に負えないので、子どもたちの手を借りることにしました。「高学年児童で手を空いている人は体育館に来てください」と呼びかけると、ほとんどの児童が駆けつけてくれました。人数が少ない大下条小学校の子どもたちは一人一人の働く気持ちが強いです。誰かに任せようとせずどんどん雑巾がけをしたり、物を運んだりする姿がありました。「何がやることはありますか?」と言ってくれる子どももたくさんいました。「雨降って地固まる」ということわざではありませんが、子どもたちの素晴らしい姿がたくさん見えた日になりました。