社会科で地元企業である「興亜エレクトロニクス」についての学習を続けてきている5年生が、12日に下伊那各校の社会科の先生方に参観いただき公開授業を行いました。
取り組んだ学習問題は「興亜エレクトロニクスは3回の経営危機をどうやって乗り越えたのかを、今までの学習をもとに考えよう」です。これまでに教室での学習や工場見学などの取り組みの中でその答えになる事実に接しては来ている子どもたちですが、その事実をこの授業の学習課題の答えとして再認識するのは、いくつかのプロセスが必要になります。
今までの学習から自分なりの予想を考えた子どもたちは、3回の経営危機を克服した要因をさらに班ごとに考え合いました。そしてさらに他のグループの予想も見合うことで自分たちの考えを拡げていきました。それでも全ての児童が学習問題について解決できたとは言えない部分もありました。
それでも子どもたちが授業に来て下さった興亜エレクトロニクスの方の話を真剣に聞く姿からは、地元企業である興亜エレクトロニクスのことを学び、その良さやすばらしさに改めて気づいている姿がありました。今回の学習は、自分たちの住む阿南町のことについて考える良い機会になったと思います。これからも阿南町のことについて学ぶ機会を増やしていければ思います。