阿南町教育委員会の主催による「あなん元気塾」が今年度も10月21日(日)~24日(水)までの3泊4日の日程で、阿南少年自然の家を会場に行われました。例年、大下条小学校、富草小学校、新野小学校、和合小学校の5.6年生がほとんど参加しています。
目的は「少子化・核家族化に伴い、小学校までに培い、身につけておきたい課題について支援を行い、地域の子どもは地域で育てるため」とあります。確かに4つの学校が集まるとそれなりの人数になるので、家ではできないこと様々なことが経験できる面があります。
23日の夕方に参観したときには、集団で机を並べて学校の宿題に取り組んでいました。いつもの学校の友だちの他にも、他校の友だちや、サポートに入ってくれる飯田女子短期大学のお姉さんに分からないことを聞くこともできます。
子どもたちにとっては部屋内での友だちとの会話が楽しみなようで、夜遅くまで話し込んでしまい、翌日はまぶたが重そうな子も何人かいました。最初は慣れずに気持ちが浮かなかった子が、途中で他校の子と仲良くなったことで、元気に残りの日程をこなしていたという話もお聞きしました。「もっと元気塾があったらいい」という子も何人もいました。一回り成長できた子がたくさんいました。