防災キャンプ

10月4日(金)に、今年度初めての試みとなる防災キャンプが行われました。阿南消防署や地元消防団の皆さんと相談させていただきながら準備を進めてきました。  当日は避難訓練の後、「煙体験」「消火訓練」「消防服の試着」「消防車見学」などを実施しました。体験と同時進行で、ご飯を飯ごうで炊く練習もしました。6年生が中心になって作ってくれたカレーと、5年生が責任者になって炊いてくれたご飯。どちらも美味しくでき、消防団の方々と一緒に食べることができました。昼食の後は、校舎内で地震などが起きたら危険な箇所を、縦割り班ごとに確認しながら見て歩きました。全体の振り返りでは、4年生が中心に進め、まとめをしました。  児童からは「煙体験をして、本当に何も見えなくなることがわかった。もし火事になったら怖いと思った。」「消火訓練をして、上手に消火器が使えてよかった。」「消防団の皆さんと一緒に校内の危険な場所を調べることができて、勉強になった。」などの感想がありました。

10月21日(月)には、参観日のあと親子防災学習があり、多くの保護者の皆様にご参加いただきました。防災キャンプの振り返りや防災学習についての発表を見ていただきました。 後日校長講話でも、防災について学習したことを生活で生かしていくことの大切さに触れました。そして、通学路の危険箇所についてや非常食の準備など、お家でも親子で考えてみるよう伝えましたが、その後お子さんから防災について話があったでしょうか?ご家庭で防災について話題になったでしょうか?防災に終わりはありません。いつなんどき、何が起きるかわかりません。学校でも継続して防災について触れていきますが、学校以外の場所で災害が起きた時の備えを、家庭が中心になって進めていただけるとありがたいです。通学途中で災害が起きたらどうするのか。大人がいない時の家で災害が起きたらどうするのか。休日に友だちの家に遊びに行っている時はどうするのか。各ご家庭の実情に合わせて、約束事を決めておいたり、防災グッズを準備しておいたりと、各家庭で考えていかなくてはいけない部分が多くあります。子どもたちが学習したことも生かして相談・準備をお願いします。