秋はまた「芸術の秋」でもあります。下伊那では毎年1万人以上の入場者が訪れる郡総合展覧会が11月4日~6日まで飯田東中学校を会場に行われます。
主に下伊那各校の児童生徒の作品が展示されると言うことで大下条小学校でも全学年で「芸術の秋」に取り組んでいます。
主な作品は書写と絵画になります。4年生の絵画のテーマは「へちまとわたし」です。理科の時間を中心に自分たちで栽培してきたへちまを持っている自画像がテーマです。どの子も中心になるへちまがとても大きく描かれています。それを持つ自分の表情も生き生きしていて、気持ちが伝わってきます。クレヨンやクーピーを使ってくっきりと線描した後は、絵筆を置くように丁寧に使いながら色塗りをしていきました。バックの青まで丁寧に描き込まれて、力作が完成しつつあります。
5年生は自分のランドセルをテーマに描いています。曲がった線と真っ直ぐの線の対比が難しいのですが、モデルをよく見て集中して描くことで、自分も納得できる作品になりつつあります。
6年生は校内の思い出の場所がテーマです。さすがに最高学年ともなると立体感や奥行きが感じられるような構図の取り方にもこだわりが見られます。どんな作品が完成するのか楽しみです。