人権教育月間に関わって

子どもたちの息が白く見えるほど朝夕の冷え込みがだんだん強くなってきました。さすがに体育館では寒いので、朝の活動では久しぶりに音楽室で全校音楽を行いました。11月は人権教育月間になっているので、そのことに関連して「友達だから」という歌に取り組みました。郡市連合音楽会に向けて高学年の子どもたちが歌声を磨いてきたこともあり、全校の歌声もきれいになったように感じました。
とてもシンプルな歌ですが弾むようなリズムの箇所があったり、後半は曲調が変わったりといろいろな要素が入っています。また歌詞の中にも「うれしい」「悲しい」「楽しい」「苦しい」のように対照的な部分もあり、歌い方に工夫がほしいところです。また、1番と2番ではエンディングの音符の長さが異なっています。
まずはエンディングの違いを練習した後、音楽の先生が「どんなふうに歌いたいですか」と問いかけると、低学年を中心に何人もの子が手を上げて全校の前で意見を発表してくれました。それも「弾むように♪」「この部分は元気よく♪」などと歌いながら発表してくれました。こういう意見が出ると、他の友達もすぐにイメージが共有できるので、歌が変わります。15分間密度の濃い全校音楽ができました。