昨年度までも阿南町各校を中心とした交流学習に力を入れてきた大下条小学校ですが、今年度はより一層充実した交流学習を行っています。
25日の午前中には2年生が、和合小学校、富草小学校、売木小学校との合同授業を行いました。これで富草小学校とは全学年で交流を行ったことになりました。
4校が集まっても人数は25人ほどですが、売木小や和合小の子どもにとっては、めったにない大人数での学習になります。算数では「ちがいをみて」という単元で、問題文を読んで立式・計算する文章問題に挑戦しました。いつもの少人数ではなかなか様々な考えは出てきませんが、この日ばかりは大勢で考えるので、いろいろな考え方が出てきます。そうした多様性に触れることがこの合同学習のねらいの一つとなっています。
図工では両手でたこ糸を引っ張ってコマを回す「ぶんぶんゴマ」作りに挑戦しました。きれいな円形を切らないと上手にコマが回らないので、悪戦苦闘する子どもが目立ちましたが、友だちや先生の力を借りて、上手に回せる子が増えてきました。低学年児童は人見知りがあまりなく、すぐに仲よしになれるのは交流の長所です。