まずは基礎練習から

ふちっ子金管バンドでは主に御3年生を対象にしばらく新入団員募集をしていましたが、8人の子どもたちが入ってくれました。3年生の2人に1人以上という割合で、全部で21人の団員で新しいスタートが切れそうです。  この時期はまずは基礎が大切と言うことで、音を長く伸ばして吹く「ロングトーン」練習に挑戦しています。何気なく吹いているだけではなかなか上達しないので、ストップウォッチを使って時間を計測しながら練習に取り組んでいます。一応15秒が目標ですが、5.6年生の先輩でもそこまでは吹けない人も少なからずいます。何とか15秒吹けるようになると、次は吹きいやすい音程から初めて、基本になる「ド」「レ」「ミ」「ファ」「ソ」を吹けるように練習します。この方がハードルが高く、指遣いも覚えなければならないので大変です。リコーダーと違って音の高さによって指遣いが決まっているわけではなく、例えば同じ指でも「ド」「ソ」「「ド(高音)」を吹くことができることが、金管楽器の面白さでもあり、難しさでもあります。楽器を吹くことが楽しく感じられるようにがんばってほしいです。