先週のあじさい読書旬間が終了して、月曜日からは歯と口の健康週間が始まりました。大下条小学校では毎年この時期に取り組んでいます。
初日の18日は歯科衛生士さんによる歯科指導がありました。1.2年生は1時間目、3.4年生は2時間目、5.6年生は4時間目という時間割で連学年ごとに視聴覚室で行いました。
3.4年生は最初に唾液の大切さを考えました。普通にしているときは唾液が出ている量があまり気にしませんが、試しにキシリトールガムをかんでみると、たくさんつばが出ることがわかりました。数多く「かむ」ことでたくさんの唾液が出るという仕組みは、現代の柔らかいもの中心の食事ではどうしてもかむ回数が少なく、唾液も少なくなりがちなので、意識して固いものを食べることが大切だと分かりました。
次に歯磨きの仕方をチェックする染め出しをしました。薬をかんで恐る恐る口の中を見てみると、案の定、赤い歯が何本もあります。子どもたちも「うわーこんなに赤い歯がある。気持ち悪~い」などと口々に言っていました。上手な歯磨きの仕方を学ぶために、衛生士さんの指導に合わせて、まず上の歯から一本一本磨くつもりで丁寧にブラッシングしていきました。上の歯が終わったら、下の歯という要領で丁寧に磨くとかなり時間がかかりましたが、歯と気持ちはすっきりしました。