5年生が脱穀をしました

秋はまた「収穫の秋」でもあります。5年生は学校近くに田んぼを借りて1年間稲の栽培を続けてきました。9月に稲刈りをしてはざかけしておいた稲の脱穀作業を30日の午後に行いました。たわわに実った稲束をみんなで協力してはざから外して地域の方が動かすハーベスターに入れていきます。機械の威力はすごくてあっという間に、もみがとれて、ビニール袋の中がみるみる一杯になっていきました。全部で3袋ほどの収穫で豊作でした。
作業はここからが本番です。まずお世話になったはざ棒を解体します。しばってあったビニールひもを引くだけで簡単にほどけていきます。ひものしばり方にもコツがあって、片付けるときに楽なように工夫されていることを地域の方に教えていただきました。
最後はわらの片付けになります。これにも先人の知恵が詰まっています。4束ずつ交互に4回置いて16束にしてから、稲わらを二つつないだものでしばります。しばる時も自分がわらの上に乗って押しつぶしながらしばったり、しばる位置も後で抜けないように細い部分をしばったりするなど、様々なコツを丁寧に教えていただきました。教室の中だけでは学べないことがたくさん学べた経験になりました。