さざんか読書旬間も残すところわずかとなりました。子どもたちの本に対する関心が増すように様々な企画が実行されていますが、その一つとして13日の朝には「図書委員による紙芝居の読み聞かせ」がいくつかの学級で行われました。高学年児童が2人1組になって低学年教室を訪問するというスタイルです。
3年生の教室では「ぎざみみうさぎ」という紙芝居が読まれていました。シートン動物記にある、弱肉強食の自然の世界で、お母さんウサギから身の守り方を教わりながら、時には逆らって危ない目に遭いつつ、守られながら何とか生きていく子ウサギのお話です。母ウサギ役と子ウサギ役に分かれた2人のやりとりが上手で、様子が伝わってきました。
2年生の教室では「ねむりひめ」という紙芝居が読まれていました。グリム童話にある有名なお話です。絵のある紙芝居を読んでもらうと、子どもたちのお話に対する理解が深まります。名作との出会いで自分の世界を広げてほしいと思います。