来年度に向けての準備が着々と進められている大下条小学校ですが、その中でも一番の重要事項である、来年度の児童会役員選挙が公示されて、5年生から2人の児童が立候補しました。校舎内の何カ所かにポスターが張り出されて、選挙ムードが高まっています。22日からは、選挙運動の中でも最も重要な教室訪問が始まりました。最初に訪問したのは今年度から選挙に参加する3年生です。
初日ということもあって、3年生はもちろん、前に立つ5年生の立候補者や応援責任者の児童も緊張しているのが伝わってきます。ですが、そういう状況でも自分の思いをきちんと相手に伝えることが選挙では求められます。さすがに立候補者した児童の演説は自分が目指す児童会の姿や、その実現のためにどんなことに取り組みたいのかということが明確に伝わる内容でした。「あいさつの声がもっと響き合う大下条小学校にしたい」「安全に過ごせるためにルールをはっきりさせたい」「もっと全校の交流が進むように活動を工夫したい」「今までの活動も引き継ぎながらよりよい学校にしていきたい」など、今の学校の姿をよく見て、何ができそうかを考えたうえでの意見だということがよく分かりました。3年生もとても真剣に聞いていました。この選挙を通して来年度の大下条小学校の方向が見えてくればと思います。