1年生に教育実習の先生が来てくれてから早いものでもう1週間が経ちました。5日の5時間目には1年生で国語の研究授業を行いました。
テーマは教科書にある「これはなんでしょう」という学習です。今までの学習の中でゲームのヒントを出し合って問題の作り方の見通しを持つ学習をしてきています。
この日の授業では、まずペアになった子どもたちが、自分たちが考えた問題についてのヒントを考えていきました。ヒントのヒントとして前時までに「場所」「はたらき」「形」「目的」「あじ」「におい」「にている」などのキーワードが黒板に貼られていたので、子どもたちは黒板に目をやりながら、たくさんのヒントを考えていました。
2番目にたくさんのヒントの中から3つだけにヒントを絞り込みました。「いちご」を答えにしたグループでは「春にとれる」「三角です」「へたがある」の3つに絞りました。
3番目に「ヒントの順番を考える」ことをしました。難しものから簡単なものへと考えた「いちご」グループは、ヒントを見直して「くだもの」「色は赤です」「へたがついています」の順番を決めました。このグループがモデルで発表したところ、ヒントが増えるたびに正解者が増え、最後のヒントでほとんどの子が正解できて、問題を出した子も、出された子も満足していました。1時間課題に向かってがんばった1年生の成長を感じました。