8日には阿南町の子どもたちに大きなプレゼントがありました。文化庁委託事業「平成30年度戦略的芸術文化創造推進事業」の一つ、全国地方・離島・へき地「児童青少年舞台芸術」巡回公演として、伊那市に本部を置き全国で活動している田楽座の皆さんが和合小学校を訪れ、『日本の伝統音楽 ホンモノ図鑑』の公演をしてくださいました。滅多にない機会ですので、和合小学校以外の阿南町の5つの学校からも児童生徒が集まって、100人以上で鑑賞しました。小学校は3年生が集まったので、会場準備の間に早速みんなでサッカーをやって仲良くなりました。
間近で見る舞台はやはり迫力が違います。太鼓や笛、鐘などの音色が空気の振動として全身に伝わってきます。「こきりこ節」「秩父屋台囃子」「八木節」「獅子躍」「ソーラン節」「御柱木遣り」など、全てが本物の芸になっているので、鑑賞している人たちの心を震わせていることが分かりました。3年生も感動した様子でした。本物に接した1時間はきっと心に残ると思います。