11日には社会科で水道について学習している4年生が町内の水道施設を見学しました。毎年行われている学習ですが、今年度は昨年度までも見学していた「大下条浄水場」に加えて、校区内にある「深見浄水センター」も見学させてもらいました。
大下条浄水場は校区内の弁当山近くの標高の高いところにあります。和合のブナ沢という川からポンプアップで取水して、塩素消毒やろ過をして飲める水にしています。浄水場の中は実際にプールの塩素のような臭いがしていました。子どもたちからは「機械の故障がありますか?」「水が飲めるまでの時間はどのくらい?」「川に油が流れていたらどうする?」などの質問が出されて、町役場建設環境課の方が丁寧に答えてくださいました。
続いてバスで学校よりも標高の低い場所にある深見浄水センターに移動しました。中に一歩入ると、先ほどの浄水場とは異なる臭いがしてきました。ここではバクテリアを使って汚水処理をしている様子を実際にマンホールやグレーティングを開けて中を見せていただき、詳しく見学することができました。ここでも「処理にかかる時間は?」「1日の処理量は?」など様々な質問が出されました。
1日で2つの施設を見学することでとても学習が深まりました。