形のとらえ方について

18日の朝活動では校長先生のお話がありました。今回のテーマは「形のとらえ方」です。
まず有名な見方によって「うさぎにもあひる」にも見えてくる絵です。子どもたちも「あひるだ」「うさぎだ」と両方を見つけられたようでした。またもう1枚、見方によってお年寄りにも若い女性にも見える不思議な絵を見て、人によって物の見方が違うことがあることが分かりました。
絵と同じように線の見方にも人によって違いがあります。3本の線が交わっているように見えていても、それが6本の線が集まっているように見える人もいます。三角形や四角形などの形も、人によって見方が少しずつ異なっていることもあるそうです。学校生活では大切な学習になる漢字の書き取りも、普通に一画一画書き順通り覚えていくやり方が学習しやすい人もいますが、例えば「頭」という字を「一」+「十」+「ソ」+「一」+「一」+「ノ」+「目」+「ハ」という感じで「部品」に分けて覚えるというやり方もあります。ですから、低学年の漢字学習できちんと部品になる漢字を覚えて、それを高学年で使うことで漢字が覚えやすくなります。様々な学習方法のうち、自分に最も合う方法を見つけられる支援をしていきたいと思います。